静かな海、やわらかな風、そして歴史の香りが漂う鎌倉。
そんな特別な場所に、全国からひとり貿易家たちが集まりました。
2025年8月1日からの3日間、開催されたのは
「ひとり貿易塾 合宿 in 鎌倉」
— 未来を切り拓く、学びと出会いの3日間。
ただ情報を学ぶ場ではなく、商品と向き合い、自分自身と向き合い、そして仲間との語り合いを通じて、「自分らしい貿易のカタチ」を見つめ直す時間になりました。
Day 1:交流と商品の語り合い

まずは交流会からスタート。
貿易家それぞれが、世界から見つけたとっておきの商品を持ち寄り、自己紹介も兼ねた商品交流会を開催。
ただの紹介にとどまらず、「なぜその商品に惹かれたのか」「どう届けたいのか」を語り合い、深夜まで熱が冷めない語らいの時間となりました。
そして夜、外はなんと強風…!そんな中でも「せっかくだからやろう!」と皆で花火を手に外へ。
「花火なんて、何十年ぶりだろう」
そんな言葉があちこちでこぼれ、笑い声と共に、まるで子どもの頃に戻ったような時間が流れました。
風にあおられながらも、心に火が灯った瞬間でした。


盛り上がったあとは施設に戻り、語りの時間。

お酒を片手に遅くまで語り合い、消灯時間が来ても、スマホの灯りひとつで静かに続いた語らいは、きっと人生の中でも忘れられない夜のひとつになることでしょう。
Day 2:ワークショップで自分と向き合う

2日目は、朝ごはんを食べてからワークショップへ。
テーマは「自分を知ること」。
- 1日の時間、どう使っている?
- 成果が出ない時、自分はどう行動している?
そんな問いに対して、手を動かし、言葉にし、仲間と共有することで、自分の思考の癖や目指す未来が少しずつ輪郭を持ちはじめました。

午後からは、鎌倉の円覚寺を訪れ、心を整える時間。
初めての写経体験では、一文字一文字を丁寧に書くことで、雑念が消え、自然と「無」の感覚に包まれていきました。

日々インプットがあふれる現代だからこそ、身体と心を使ってアウトプットする時間は、貴重な静けさをもたらしてくれました。

その後は、自由行動の時間。
2つのグループに分かれて、鎌倉の街をゆっくり散策。
歩きながら語ったのは、これまでの歩み、これからの夢。
仲間との何気ない会話の中で、ふと見えてきた「自分のこれから」があったかもしれません。


Day 3:ベネフィットと自己理解の深化

最終日は、貿易塾講師・木内さんによる「商品のベネフィットの伝え方」講義、そして、大竹先生によるウェルネスダイナミクスの時間。
自分を知るをキーワードに、より深い自己分析を行いました。


貿易家としての自分の強み、そして届けたい未来が明確になった瞬間でした。
この合宿がくれたものは、人生を動かす“きっかけ”の3日間

共に過ごした時間、交わした言葉、そして何よりも、自分の内側とじっくり向き合った静かな対話。
この鎌倉合宿は、ただ知識やノウハウを学ぶ場ではなく、「自分らしい貿易家としてのあり方」を見つめ直す時間となりました。
心が揺れた瞬間、背中を押された言葉、そして誰かの一歩が、自分の勇気に変わるような体験。
日常から少し離れたこの場所で、それぞれの人生の地図に、新たな道が描かれたように思います。
この3日間が、誰かのこれからを動かす力となりますように。
またどこかで、笑顔で再会できる日を楽しみにしています。








