「LAUNCH17という独自メソッドがすごいらしい。でも、具体的にどんな17工程なのか?」――そんな疑問にお応えするのが本記事です。
LAUNCH17は、ユビケン代表・大竹秀明が1,500プロジェクト・累計33億円超の実績から体系化した、クラファン物販®の17工程フレームワークです。初挑戦の事業者でも、業界平均の数倍の達成率を狙えるよう設計されています。
本記事では、その17工程を1工程ずつ、役割と狙いを完全公開します。実際に商品ローンチを検討している方は、自社の現状をこの17工程に照らし合わせながら読んでみてください。

目次
- LAUNCH17が「17」である理由
- Phase 1:商品磨き込み(工程1〜5)
- Phase 2:ローンチ準備(工程6〜10)
- Phase 3:ローンチ実行(工程11〜14)
- Phase 4:終了後展開(工程15〜17)
- 17工程を貫く3つの原則
- よくある質問
- まとめ
1. LAUNCH17が「17」である理由
クラウドファンディングを成功させるために必要な工程を、過不足なく分解した結果が17工程でした。
- 16工程だと「PR連携の準備期間」が抜ける
- 18工程に分けると「同じ作業を別ステップにしているだけ」になる
- 17工程が、現場で運用しやすい最適解だった
これは机上のフレームワークではなく、1,500プロジェクトの実戦で磨き込まれた現場知見です。

2. Phase 1:商品磨き込み(工程1〜5)
ローンチの成否は、ここで7割決まるといっても過言ではありません。
工程1:市場検証(PMF確認)
「この商品は、本当に日本のお客様が欲しがるのか?」をデータで検証する工程です。 – 海外売上データの収集 – 日本国内競合の販売価格・レビュー分析 – 仮想LP(PCM)テストで反応率を計測
工程2:ターゲットペルソナ確定
商品を買う「ひとり」を、極限まで具体化します。 – 年齢・性別・年収・職業・家族構成 – 何に困っていて、何を求めているか – 普段触れているメディア・コミュニティ
工程3:独占販売権の取得
並行輸入による価格崩壊を防ぐ最重要工程です。詳しくは 海外メーカーとの独占販売権交渉術 を参照してください。
工程4:商品スペックの最終調整
日本市場に合わせて、商品仕様を磨き込みます。 – 説明書の日本語化 – 安全規格(PSE・電波法など)への対応 – パッケージデザインの日本仕様化
工程5:原価・利益構造の確定
「いくらで売れば、いくら手元に残るか」を確定させる工程です。ここを甘く見ると、後で全部やり直しになります。

3. Phase 2:ローンチ準備(工程6〜10)
商品が固まったら、売る仕組みを作っていきます。
工程6:プラットフォーム選定
Makuake・CAMPFIRE・GREEN FUNDING・Wadizから、商品特性に最も合うものを選定します。詳しくは 4プラットフォーム徹底比較 を。
工程7:リターン設計
達成率を最大化するリターン構成を設計します。 – 超早割・早割・一般販売の3層 – 単品・複数セット・プレミアム版の4パターン – 「思わず追加で買いたくなる」フック設計
工程8:プロジェクトページ制作
コピー・写真・動画・FAQまで、説得力の塊となるページを作り込みます。 – 1万字級の本文 – 商品写真20枚以上 – メイン動画60〜90秒 – 制作者の想い・ストーリーセクション
工程9:審査通過対策
各プラットフォームの審査基準に合わせた書類・素材を整えます。Makuakeは特に審査が厳しいため、事前折衝が重要です。
工程10:PR・メディアリレーション準備
ローンチと同時にメディア露出を仕掛けるための仕込みを行います。 – PR TIMES下書き – メディアキット作成 – 既存メディア・YouTuberへの事前打診

4. Phase 3:ローンチ実行(工程11〜14)
いよいよプロジェクト公開からクラファン終了までの実行フェーズです。
工程11:ファーストデイ集客の最大化
クラウドファンディングはファーストデイ(初日)が命です。 – Makuakeのアルゴリズム上、初日に達成率が伸びると以降の露出が増える – メルマガ・LINE・SNSフォロワーへの一斉アナウンス – 既存コミュニティからの支援動員
工程12:中盤の山を作る
クラファンには「中盤に支援が落ち込む谷」があります。これを乗り越える施策を投入します。 – 追加リターンの投入 – メディア掲載タイミングのコントロール – 広告運用の強弱
工程13:ラストスパート
終了7日前から、支援者数を倍増させるラストスパートを仕掛けます。 – 「もうすぐ終了」のリマインド – 「次回はこの価格では出ません」のラストオファー – 既存支援者からの紹介促進
工程14:期間中対応
質問・コメント・トラブル対応を24時間以内でこなすことで、信頼を積み重ねます。

5. Phase 4:終了後展開(工程15〜17)
クラファン終了=ゴールではなく、スタートライン。ここで気を抜くと、せっかくの成功も単発の打ち上げ花火で終わります。
工程15:配送・カスタマーサポート
支援者全員に約束通り商品を届け、満足度を最大化します。ここでクレームを溜めると、第二弾以降のクラファンに影響します。
工程16:一般販売移行(Amazon・自社EC・実店舗)
クラファン終了直後から、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・自社EC・実店舗への展開を開始します。ユビケンはビックカメラ池袋西口店内に常設売場「ビックFIRE」をプロデュースしており、実店舗デビューまで支援可能です。
工程17:第二弾クラファン・リピーター施策
支援者をファン化し、第二弾クラファンの初期支援者に転化します。 – 限定コミュニティへの招待 – 新商品開発のフィードバック収集 – 第二弾クラファンの先行案内
6. 17工程を貫く3つの原則
17工程の根底にある3つの思想を共有します。
原則1:商品力 × 仕掛け力
「商品が良いだけ」「仕掛けが上手いだけ」では勝てません。両方が掛け算で機能してはじめて、達成率3,000%超が現実になります。
原則2:データドリブン × ストーリーテリング
数字(達成率・CVR・流入経路)と物語(作り手の想い・お客様の声)の両輪で進めます。どちらか片方だけでは、現代のお客様の心は動きません。
原則3:単発勝負ではなく、シリーズ化前提
第一弾の成功を、第二弾・第三弾、そしてブランド構築までつなげる長期視点で設計します。
7. よくある質問
Q1. LAUNCH17を自分で実践することはできますか? A. 可能です。ただし、17工程すべてを自社で完結するには、最低でも社内にマーケ・PR・デザイン・配送オペレーションの4機能が必要です。ない場合は クラファン代行 と組むのが現実的です。
Q2. 17工程すべてが必要ですか?省略できる工程は? A. すべて必要です。1工程でも省略すると、必ずどこかで歪みが出ます。1,500プロジェクトの経験から断言できます。
Q3. LAUNCH17は特定の商品ジャンルに向きますか? A. テック・ガジェット・デザイン家電・アウトドア・美容・健康・食品など、幅広いジャンルに適用可能です。ただし、消耗品やサブスク商品は別フレームワークが必要です。
Q4. LAUNCH17を学べる場はありますか? A. ひとり貿易塾 の中級カリキュラムで体系的に学べます。また、商標®保有者として、ユビケン公式の代行サービスでも完全実装します。
Q5. LAUNCH17を真似されたら困りませんか? A. 17工程の概念は公開していますが、各工程の中の数百ものノウハウは、塾生・代行依頼者にのみ共有しています。表面だけ真似ても再現できない構造になっています。
まとめ:17工程の地図を持って、確実にゴールへ
LAUNCH17は、「クラファン物販で勝つために必要なすべての工程を、抜けなく実行する地図」です。
- Phase 1(工程1〜5):商品磨き込み
- Phase 2(工程6〜10):ローンチ準備
- Phase 3(工程11〜14):ローンチ実行
- Phase 4(工程15〜17):終了後展開
この地図があるかないかで、結果は数倍変わります。
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著者プロフィール

大竹 秀明(おおたけ・ひであき)
輸入参謀® / ひとり貿易®の第一人者
一般社団法人 まじめに輸入ビジネスを研究する会(ユビケン)代表理事 / 株式会社カルペディエム 代表取締役 / 東京インターナショナル・ギフト・ショー クラウドファンディングラウンジ主催 / 在大阪インドネシア共和国総領事館 コンサルタント。
Makuake・CAMPFIRE・GREEN FUNDING・韓国Wadiz の4大クラウドファンディング 公式ベストパートナーを兼任する唯一の存在。累計プロデュース実績は33億円超・1,500プロジェクト以上(2026年5月時点)。12年にわたりセミナー・講演で延べ1万人以上を指導し、1,000名以上の貿易家®を輩出している。
Makuake「ベスト・エバンジェリスト賞」、CAMPFIRE「パートナーアワード3年連続(2023〜2025)」など、業界からの継続的な評価を受け続けている。
著書5冊


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